津市美里水源の森について
「津市美里水源の森」には、遊具や芝生広場があるわけではありません。特に目立った大きな川のような水の流れもありません。
約8.8ヘクタールの森にあるのは、植栽された木々と自然に群生しているさまざまな植物、大小の動物たちです。この森を散策するため総延長1.8kmの散策道を敷き、森の真ん中に東屋を作りました。 この森で、子どもたちが自然の中でできる様々な体験、自然や環境保全を学べる場として活用し、緑と水と文化に抱かれた心を育む美しい里づくりにつなげていく場として活用していきます。
「水源の森」という名の由来
美里水源の森は、長野川流域にある津市の水道取水口の上流に位置する森です。この周辺の森に降った雨が地下水となり、長野川支流の中野川に流れ込み、津市民の飲み水となっていきます。このような背景から、津市のきれいな水の源は、美里の山々からの恵みであるとの思いを込め「水源の森」という呼称にしました。
水源の森キャラクター「モカ」
津市立みさとの丘学園のみなさんからイラストを公募し、その中からイメージキャラクターとして「モカ」を選定しました。
今後さまざまな場面で登場する予定ですので、ぜひ名前を覚えてくださいね。
美里水源の森の意義
人の手が入っていた里山や山腹などの傾斜地に階段状に設けた畑の地形と植生を活かしつつ、森林の持つ水源かん養機能を正しく理解し、それらを実体験から学ぶことができるモデル林としての整備を進めています。
里山の自然環境に親しめる憩いの場、子どもたちの自然体験学習や自然環境教育の場として活用し、協議会や企業等の支援により、次代を担う子どもたちが自然を体験し学びながら成長できる「子育ちの場」として活用できる森づくりを目指しています。 子どもたちが、森の中で色々な事を体験することで、森での遊びを楽しみ、居心地の良さを心身で感じ、自然に対する理解と愛着により豊かな心を育めることが期待しています。
概要
所在地 | 三重県津市美里町南長野栃谷674 |
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面積 | 登記面積 5.8ha、実測面積 8.8ha |
入山時間 | 10:00〜16:00 ※12月〜2月は閉鎖 |
主体 | 長野川流域環境保全協議会 (会長:今瀬青佳) |
問合せ | 長野川流域環境保全協議会事務局 (津市美里総合支所地域振興課内) |
電話 | 059-279-8111 |
FAX | 059-279-8125 |